数理の翼ワークショップ2009

数理の翼ワークショップ2009は終了いたしました。

お越し頂いた皆様、ご協力下さった皆様に御礼申し上げます。

 

あなたの好奇心、発掘します。

 

ニュース

 

2009/9/05・・・数理の翼ワークショップ2009は終了しました。

2009/8/10・・・参加申込受付を締め切りました。

2009/7/20・・・参加申込受付の締切日を延長しました。

2009/6/25・・・参加申込受付を開始しました。

2009/6/22・・・講師/チューターのプロフィールと講義/少人数セミナーの内容紹介を掲載いたしました。

2009/6/01・・・数理の翼ワークショップ2009のページを開設いたしました。 

開催概要

  • 日時 : 2009年9月5日(土) 13:00~17:00 (12:30開場, 17:30より別会場にて懇親会)
  • 会場 : 日本科学未来館 (東京都江東区, ゆりかもめ船の科学館駅徒歩すぐ)
  • 対象 : 自然科学に興味を持つ高校生以上の方 (中学生や社会人の方の参加も歓迎します)
  • 定員 : 80名 (事前申し込み、先着順)
  • 費用 : 無料
  • 主催 : 特定非営利活動法人 数理の翼

プログラム紹介

第1部 講義

【概要】リズムの科学:新しい自然学で読み解く「時」のカタチ

「リズム」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?  音楽のリズム、チクタクと時を刻む振り子時計のリズム、それとも詩や短歌などにあらわれる言葉のリズムでしょうか。 自然界でも、歩行や鼓動、活動と睡眠の繰り返し,ホタルの明滅といった生き物が持つリズムから、 潮の満ち引きや氷河期の周期のような壮大なスケールのリズムまで、いたるところにリズムをみつけることができます。

リズムとリズムが出会うと、それらはまるで意志を持つ生き物のようにペースを調整し合い、小さなリズムの集まりから大きなリズムが生まれます。 これはシンクロニゼーション(同期現象)と呼ばれます。体内時計やパーキンソン病の震えなど、 身の回りのリズムはシンクロニゼーションによって生まれることがよくあります。

そんな森羅万象をつらぬくリズムとシンクロニゼーションを、どのような学問で読み解くことができるでしょうか?物理学?数学?数理生物学? これらとは違った見方をする「新しい自然学」というものが近年提案されています。 今年のワークショップでは、リズムを「新しい自然学」の立場から理論的に捉えようと挑戦している郡宏さんが、振り子やメトロノーム、ホタル、 化学反応など身近な例を通して、リズムのもたらす不思議で豊かな現象と、リズムの現代科学における可能性について解説します。

【講師】郡 宏 さん(お茶の水女子大学 お茶大アカデミック・プロダクション, JSTさきがけ研究員兼任 特任助教)

1976年千葉県生まれ。幼いころから自然や動物の持つ色や形に強い興味を持つ。 東北大学理学部物理学科卒、京都大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。 博士課程修了後、マックスプランク研究所物理化学部門研究員、北海道大学数学部門研究員を経て現職。 大学院から一貫して、リズムを持つ個体が集まると起こるシンクロニゼーションについて数学的なモデルを用いて研究。 趣味はサッカー、クラシック音楽鑑賞など。

ワークショップ2009郡さん_trimed

第2部 若手研究者を囲んでの少人数セミナー

グループに分かれて、チューター役の大学生・若手研究者・先生を囲んでセミナーを行います。

テーマ一覧

  1. 正多面体の世界 -知り、そして作る-
  2. 無秩序に潜む秩序を探せ! ~この世にあふれるカオスとフラクタル~
  3. 右手と左手をつくりわける~不斉合成入門~
  4. 植物だっておなかがすく ~植物の土壌からの無機元素の輸送のしくみを知り、不良栄養環境での植物の生育改善に挑戦する~
  5. 「人の気持ちが解る」とは何か?~対人関係が生まれるとき~
  6. 太陽の「音色」のお話 ~日震学による太陽内部探査~
  7. 衝撃・超高圧力へのロマン
  8. 数学を論理的に考える。そして論理を数学的に考える。
  9. ぬいぐるみで学ぶ情報科学
  10. 認知神経科学の方法
  11. 郡 宏 さん(第1部講師)による少人数セミナー

 

申し込み方法

申し込みは終了しました。

申込の締切は8月10日です。先着順での受付となりますので締切日より前であっても定員となり次第、 締め切らせていただく場合があります。お早めにお申し込み下さい。

Webの場合

フォームの設置は終了致しました。

郵送の場合

氏名(ふりがな)/所属・学年/性別/メールアドレス(または電話番号)/ 少人数セミナーの希望(A~Kより3つ以上選択)/郵便番号/住所を明記の上、以下のあて先までお送り下さい。

宛先

  • 〒 105-0003
  • 東京都港区西新橋1-4-12長尾ビル4F
    NPO数理の翼 ワークショップ係

 

会場(日本科学未来館)へのアクセス

新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」または「テレコムセンター駅」徒歩4分

詳しくは、日本科学未来館のWebサイト(http://www.miraikan.jst.go.jp)をご覧下さい。

 

報告書

著作権は当法人および各記事の執筆者が保持しています。転載およびPDFファイルへの直接のリンクはお断りします。 この報告書の利用について不明なことがある場合はメールでお問い合わせ下さい。

数理の翼ワークショップ2009報告書 (PDF, 3.5MB)

 

メディア掲載

  • 裳華房 Webサイト 2009年の行事等
  • 日本評論社 雑誌「数学セミナー」2009年8月号
  • (独)科学技術振興機構 Webサイト サイエンスポータル (ピンナップ 2009年7月23日)
  • 雑誌「日経サイエンス」2009年9月号 

 

お問い合わせ

数理の翼ワークショップについてのお問い合わせは、以下までご連絡下さい。

 

 

連絡先

特定非営利活動法人 数理の翼

E-mail : event@npo-tsubasa.jp

TEL : 03-3459-0245 (平日9-17時)